昭和50年代 しぼの高い縮緬の生地です。 染め加工を施された為に、本来持っている ずっしりと重みのある生地が少し軽やかになりました。 そのために薄めの胴裏と八掛がつけられ、 袷仕立てになっています。 10月の初めは秋の始まりですが、まだ残暑が残っている 時期です。その様な単衣の時期に、このような薄地の 袷もとても役に立ちます。 本藍加工とローケツを加えた本染めのシャープな 大人の小紋です。30才以上の女性にお勧めします。 近くで目をこらして見ていただくと、刷毛で染められる ことにより生じた、縮緬の生地に添っての藍の濃淡が 微妙に変化しているのがわかります。 このことにより、着る人に上品で知的な感覚が生まれ、 着る人のイメージを脚色してくれます。 白地の帯、グレイの帯は如何でしょう。 帯〆にポイントを付けて欲しいですね。
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