昭和50年代　　藍染めの紬名古屋帯です。
しっかりと、それでいてとてもしなやかな手織り独特の
手触りは上質の紬帯の証拠です。濃い藍と薄い藍がさざ波
のように現れる段ぼかしの手織りならではの成形です。
朱赤、濃い茶、ベージュのしゃれもの、好みの紬に
合わせてみては如何でしょう。夏帯としてだけでなく、
オールシーズンに合わせられる帯です。
図柄のテーマは崇高な祈りを感じさせます。
着用の年齢幅は３０から70才代。
単衣の塩沢絣、大島紬、結城紬など、おしゃれ着
に欠かせない自己主張の出来る帯です。
殆ど使用感は感じません。
帯の裏の部分にちいさなシミのような物を感じますが、
これは経年によるヤケかも知れません。いずれにしろ
問題はありませんし、臭いもありません。
一度帯洗いをされたのかと思える感じもあります。

単位	B	C	D
ｃｍ	292	15.5	44

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