昭和50年代　　ボルドー赤の紗織りの名古屋帯です。
当店で仕立て直しをした新品です。
祝いの席や改まったお席に、夏の季節の花として
菊、ゆり、ききょう、萩が選ばれる時代がありました。
その後昭和50年代には、これが絽の紺の無地に
変わってきていましたが、この帯はそんな時代に
盛夏の祝着のために誂えられたのではと思われます。
この帯の中から、とても真摯に新鮮に受け止められる
重みが感じられます。絽の訪問着や附け下げ、
無地の着物に適しています。お茶席やパーティー
でも決して相手方に失礼にあたらない帯です。
帯芯の白が見えるのがいやなら、カラーの帯芯
に取り換えることも可能です。盛夏の着物の時間を
楽しんでください。

単位	B	C	D
ｃｍ	９８	１５．５	２３６

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