昭和50年代 グレイとあずき赤の地の縞柄の中に 女波男波の図柄が織り込まれています。 このお目出度い図柄は、着物をよく理解された方が、 歌舞伎鑑賞などのお出かけに、意図を持ってこの着物を 選ばれたと言う証でしょう。素敵に粋さが光ます。 ばち衿仕立てです。衿幅が少し狭いように思います。 きゃしゃな女性のお着物だったのでしょうか。 単衣のお召しはなかなか通の方だったのでしょうね。 袖の丸みも深く、趣味の世界にこの着物が活躍したの ではないでしょうか。アンティークとしての要素も十分に 備わっており、個性的な着こなしにもとてもプラスです。 着用の年齢幅は30才代から70才代までと広いです。 身丈を伸ばせる加工が施してありますし、 裄も4cm伸ばす事ができます。
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