昭和４０時代　　生成の絹（黄変あり）に手描きと刺繍の
名古屋帯。濃いピンクの流水に銀箔使いの蝶の刺繍。
太鼓柄の蝶の下部分に茶ジミがあります。そんなには
目立ちませんが、とても気になる方と平気平気と
考えられる方の両極端になると思われます。
シミ抜きは可能ですが、費用がかかります。リサイクルと
割り切ってこのまま着用くださる方にお勧めします。
前の部分は蝶の刺繍のある面と、流水だけの裏面が
あります。蝶の刺繍の方には小さなしみがありますが、
裏面は今も綺麗な状態のままで、未使用のようです。
この帯は染め帯になります。濃い色（例えば黒や紺）
の絽の着物、あるいは夏大島などの紬地にも似合います。
絽の生地は上質ですし、刺繍も高級な刺繍です。

単位	B	C	D
ｃｍ	１１７	１６	２２０

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お太鼓の部分の汚れ