昭和30年代 昭和の前半時代は銘仙の時代。 若奥様がおいでになるどの家庭でも銘仙の着物が 2-3枚はしまわれていたでしょう。アンティークの銘仙が 今の復古物と比べて違うのは、いろいろな生地の銘仙 があふれていたという点です。この銘仙の生地は楊柳 のような繊維のしぼりの形成と、単衣物に使われている 艶のあるしなやかな輝きが、5,6月、9月の単衣の時期 にぴったりの生地ではないかと思います。 素足で浴衣風に着られても楽しいかも知れません。 足袋をはかれた場合には、名古屋帯で若奥様風に 決めて頂くと、しゃっきりと足さばきの良い着物でしょうね。
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